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ロスブロンセス遠隔掘削プロジェクト

2022年2月1日

イギリスの多国籍採掘会社であるAnglo American社は、エピロックと提携して新しい遠隔掘削プロジェクトを開発し、チリで最大、そしてその名を最も知られているロスブロンセスの鉱山に導入しました。 エピロックはPit Viper 351を使用して.遠隔操作システムを開発し、安全性の向上、より正確な掘削、全体効率の向上を可能にしました。

絶え間なく変動する商品の価格サイクル、有資格オペレータの不足、水やエネルギーといった不可欠な供給の高コスト、環境要件は、いずれも事業が日常的に直面する課題です。 ロスブロンセスの管理チームは、これらの困難にもかかわらず、生産プロセスの改善、また運用効率の向上に取り組んでいます。


.エピロックとの提携して遠隔掘削に取り組む総合的な目標は、運用コストの削減、作業者の安全性の向上、運用の継続性の維持でした。 採鉱業界の人々は、人員やプロセス遅延が生産性に重大な影響及ぼすことをよく知っています。

エピロックは業界が直面している課題を理解し、掘削ソリューションのビジネスラインを通じて、コストを削減し、安全性を向上させ、生産性を上げる革新的なテクノロジーの開発に取り組んできました。 エピロック(チリ支社)チャーリー・エクバーグジェネラルマネジャーによると、これら多くの課題に対応するソリューションは、特定の取り組みをを中心に展開します。 「当社は、チリの鉱業の未来に目を向けています。そして、自動化がカギとなることを理解しています。」

エピロック(チリ支社)フェルナンド・デピックス代表,は、 自動化実装の最初のステップは、人々が遠隔操作に慣れることだと信じています。 「今日、露天掘りの鉱山で生産性を高めるであろうプロセスの第一ステップに特に焦点を当てました。すなわち、遠隔操作による掘削です。」

"現場から離れた統合センターからの遠隔操作を可能にする技術ソリューションの実装は、運用に多くの価値を追加することができます。 オペレータはピット外にいるため、発破作業、騒音、ほこりなど、現場で発生するリスクに曝されることはありません。 また、シフトの変更や発破スケジュール中に、ピットから水面へ作業員が移動する必要がなくなることで、かなりの節約ができます。 遠隔操作によって、掘削がより正確となり、作業効率が向上します。"

Fernando Depix ,エピロック(チリ支社)代表

デピックス代表は、遠隔掘削ソリューションを実装する際に、現場で必要となる主要件はないことも説明しています。 実際、必要となるのは、適切な通信とナビゲーションのインフラストラクチャ (ネットワーク/GPS) のみです。 「これらのシンプルな要件によって、オペレータは最大3台のドリルを数キロメートル離れた制御ルームから同時に管理することができます。 別の代替手段は完全自律型です。ドリルユニットは事前設計されたドリル機能を実行するようにプログラムされているため、動作中の相互作用がありません。 オペレータはどこからでも機器の性能を監視できます」と述べています。

 

また同代表は、遠隔掘削作業の成功を導くには適切なトレーニングが必須であると断言しています。 「お客様方のオペレータ向けに自動化プロジェクトの実装前、実装中、実装後のトレーニングを担当するアプリケーションセンターがエピロックにあります。」

 

エピロックとのパートナーシップについては、Anglo American社のへニー・ファウル代表取締役銅部門が遠隔掘削を業務に統合することは前向きなステップであると支持しています。 「採掘会社としての当社の目標は、たゆまぬ革新です。 私たちはビジネスを継続して行う方法を再考する必要があり、遠隔掘削への取り組みはその課題に正確に対応します。」とファウル氏は述べました。

"イノベーションへの取り組みによって、コストに応じて最も適切で効率的な技術レベルを定義し、ロスブロンセスで優れた性能を実現するための最適な機器を選択することが可能となりました。"

Hennie Faul ,Anglo American、銅部門代表取締役
エピロックとのパートナーシップは、2016年、2台のリモート操作コンソールが車両に設置され、ポイントツーポイントコミュニケーションシステムが1組のエピロックPit Viper ドリルに導入されて始まりました。 これらのユニットによって、「視線」から1,000メートルまでの距離で通信することができました。 その後まもなく、ロスブロンセス鉱山オフィスに新しく設置された運営管理室から6台のドリルユニットを操作するため、wifi通信システムと光ファイバーネットワークが実装されました。

自動化による強み

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