マレーシアに幸運をもたらしたクローラドリル
2015年8月10日
さく孔請負業者として、マレーシアのセメント業界で長年にわたり事業を続けているOriental Fortunes社は、アトラスコプコの機械を使うという戦略的決断を下して以来、その幸運が上昇し続けています。
同社はアトラスコプコのクローラドリル PowerROC T35を、建設資材のグローバル企業Lafarge Cement社が保有する石灰岩砕石場で稼働させることにしました。
その日以来、リグは馬車馬のように活躍しました。1日当たり8時間、週7日稼働し、ダウンタイムはほとんどありません。これがこの4年間続いていたのです。
この高いレベルの継続性と可用性が、このような長期間にわたって続いた今では、このリグが幸運をもたらして業績を大きく拡大してくれたと同社は言います。
Oriental Fortunes社のさく孔事業は、Lafarge社の5つの石灰岩採石場(イポー、シンパンプライ、ラワン、ランカウイ、ランガットセランゴール)で行われています。
サイトマネジャーのサリフル・バハリ・B・モハド・アリフ氏はこう説明します。「2010年に、当社は生産能力を増強するために新しいリグの購入を決定しました。顧客であるLafarge社の助言により、アトラスコプコのPowerROC T35を検討しました。その理由は、性能と効率の高さです」
加えて、ダウンタイムがきわめて少なく、亀裂性のある岩質での生産量が大きく向上しました。このリグの堅牢性、効率、高可用性のおかげで、サービスとメンテナンスに要する時間も大きく節約できたとアリフ氏は述べています。
"それは良い選択でした。このリグは4年間、ほぼ無停止で稼働を続けており、大きな問題が起きたことはありません。今でも性能は非常に高く、エンジンも快調です。このリグは当社の業務にぴったりであり、さく孔事業におけるすべての目標達成を可能にしてくれました。"
ファーストインマインドの選択肢
サイトマネジャーのアリフ氏によれば、この製品は「ファーストインマインド」の選択肢でした。「Lafarge社は以前、アトラスコプコのリグを他の現場で使ったことがあり、その堅牢性と信頼性を知っていました。このリグはまっすぐに孔を掘削する能力があり、付属品の寿命が長いので当社の用途にぴったりです」
同社にはサービス技術者が1名いて、アトラスコプコの予防メンテナンススケジュールに従っています。サービス間隔は250時間、500時間、1000時間ごととなっており、これまでに記録されたリグのエンジン時間は5,864時間です。
さらなる幸運
エピロックは、2018年1月1日まで「アトラスコプコ」の商標で操業していました。