レイズボーリングツール

当社のレイズボーリングドリルパイプは、疲労抵抗を高めるために業界標準の平らなネジ谷ではなく丸みのあるネジ谷設計を採用し、設計、製造されています。また、重要部分にショットピーニング加工を施すことで、パイプやその他のコンポーネントの疲労寿命も向上しています。丸みのあるネジ谷と重要部分のショットピーニング加工の組み合わせにより、業界標準の一歩先を進んでいます。

エピロックは、あらゆるニーズに対応するさまざまなレイズボーリングカッターをご用意しています。カーフカッターからランダムカッター、特殊カッターまで、幅広いソリューションから目的に合致したものをお選びいただけます。

この製品群の中核となるのはMagnumカッターとMagnum Vカッターです。Magnumカッターは角型ポケットが付いたサドルに適合します。Magnum Vカッターは、既存のリーマに対応できるように、Vポケットが付いたサドルに適合しています。どちらのカッターもサドルポケットの間では同一です。業界で最も支持力が高く、削岩カーバイドの量が最も多いこれらのカッターは、幅広い用途に利用できます。RCCカッターは、より小さい直径で真のローリングを実現するためにシェルのテーパー形状が強くなっており、大型のリーマで脆い地層を強力に切削します。RCCカッターはRCC形式のサドルに適合します。

掘削メートルごとのコストを抑える
エピロックが現在業界リーダーの地位にあるのは、揺るぎない決意でお客様の掘削総費用の低減に取り組んできた証です。この取り組みの中で開発されたパイロットビットは、卓越した耐用寿命を持つだけでなく、幅広い切削構造によって広範な岩層の掘削にも対応します。

世界各地でサービスを提供
当社の製品がいかに優れていても、それは出発点にすぎません。お客様の投資資産を守るため、当社では技術サポートを提供しています。エピロックの世界中に広がるネットワークにより、電話1本で正規のサポートが受けられます。当社は熟練したスタッフを世界中に配置し、サポート、アドバイス、トレーニング、サービス、メンテナンスを提供しています。

幅広いサイズ
当社のレイズボアリーミングシステムは、一体型70 cmから直径8 mのモジュール設計まで、幅広いサイズをご用意しています。

カスタム設計
エピロックの製品は、多用途で修理しやすいリッジ設計を実現するため、お客様の使用目的やご要望に応じて設計されます。

ボックスホールリーマ

当社の堅牢で優れた設計のボックスホールリーマは、世界中で上向き掘削に使用されています。ボックスホールボーリングは、リーマがボーリング機械から押し上げられるため、他のレイズボーリング工法と比べて、現場や使用する機械に左右される傾向が強くなります。この工法では、機器やずりを安全に扱うことが成功の鍵となります。エピロックのボックスホールリーマは、ボックスホール工法におけるこの成功の鍵を念頭に置いて設計されています。

ダウンリーマ

標準的なダウンリーミングの孔径は最大で1.2 mです。これはダウンリームに装備されたほとんどのレイズドリルのワークテーブルを通すことができる最大のサイズです。ダウンリーミング工法では、パイロット孔を貫通させてからリーミング工程に移ります。上方にあるすべてのもの、および切削屑は、パイロット孔を通って下部坑道に落下します。エピロックのダウンリーマ製品は、掘削角度が低くても切削屑を排出しやすいように設計されています。これはボーリングプロセスの効率を高める鍵となります。

従来型リーマ

世界中の竪坑の大部分は従来型のレイズボーリングで掘削されています。エピロックのリーマ製品は、ランニングコストが最も低い一体型のロープロファイルリーマから、保守性や操作性を重視した設計による複雑なモジュール式リーミングシステムまで、すべての範囲をカバーします。そのため、寸法制限や重量制約の問題に直面している場合でも、あるいは用途に固有のニーズがある場合でも、要求に合致した機器が見つかります。

開孔器

鉱山で設備配管を通す場合や充填採掘作業でペーストをポンプで送る場合、レイズドリルで掘削するパイロット孔を拡大したいと考えるのはよくあることです。エピロックの開孔器の最大サイズは0.7 mです。寸法がこれより大きい場合は、カッターを装備した標準タイプのリーマを代わりに使用します。開孔器には通常、ビットサードが付いています。ビットサードとは文字通り第3のパイロットビットであり、開孔器本体にボルト留めまたは溶接できるように機械加工されています。

ステム

リーマとドリルストリングのコネクターとして、ステムはレイズボーリングシステムの中で最も酷使されます。レイズボーリング機械の推進力とトルクをリーマの切削面に伝達すると同時に、そこからフィードバックされた屈曲力に対処します。エピロックのステムには、材料の選択、表面処理、危険を軽減するためのフレックスゾーンなど、すべてが設計に組み込まれています。

レイズボーリング機器における強力な組み合わせ

エピロックは機械的な上向き掘削において卓越した技術を誇り、孔径70 cmから最大8 mまでの掘削を実現します。柔軟性の高いリーマ、頑丈なサドル、耐久性の高いスティンガによって生産性を向上できます。

世界屈指の多様性を誇り高い生産性を発揮する削岩工具。