エピロック、部品の3Dプリンティングの実現に向けて工業用積層造形技術の開発プロジェクトを発表
2019年6月3日
エピロックは新たなソリューションを世に送り出す企業であり、 革新こそが同社に価値をもたらし続ける原動力となっています。将来有望な技術のなかでも勢いを増しているのは積層造形、つまり3Dモデリングや3Dプリンティングを利用して層を積み上げて立体物を製作する技術ですが、現在のところ採掘業界や建設業界ではこの技術の開発がまだあまり進んでいません。 迅速な細部造形の技術には、CADデータや3Dスキャンデータに基づく物理的サンプルの製造が欠かせません。 層ごとに3D合成を行う特殊な機器を利用すれば、さらに微調整を行う必要はほぼなくなります。
無限の可能性
2019年前半、エピロックは、高水準の品質と精度を達成している、予備部品の製造工程に積層造形技術を採用する試みを模索し始めました。 アンデルス・ヨハンソンは次のように述べています。「3D技術を採用することにより、当社には、複雑な幾何学的形状を作成して高水準の品質を維持することに向けての無限の可能性が開かれることになるでしょう。 この技術は、今までよりも複雑な部品を作成できるようになるだけでなく、 わずか数分で世界中にデジタルモデルを転送して、必要な場所で直接予備部品を製造することも可能にします。」
リードタイムを短縮
今後、エピロックの機器の利用者にとっては、予備部品の待ち時間が大幅に短縮されるため、機器の非稼働時間も短縮されます。 また、3Dプリンティング技術を利用することで、エピロックの予備部品の配送や保管プロセスも大幅に最適化され、お客様にもたらされる価値もいっそう高まると考えられます。 アンデルス・ヨハンソンは続けて次のように述べています。 「この技術がもたらす可能性で、今までとは違った形でお客様にサービスを提供することが可能になるだけでなく、世界全体で環境への影響が軽減されるでしょう。これは、現代のグローバル企業を自認する当社にとって、最優先課題のひとつでもあります。」
アンデルス・ヨハンソン
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