エピロックとBluVeinが、未来型鉱山へのシフトを加速するための覚書を締結しました。
2022年8月25日
エピロックの電動化ソリューションは、鉱業において、お客様によるバッテリー電気自動車(BEV)の使用への転換をサポートします。このアプローチをさらに強化するため、エピロックは、オーストラリアの鉱山開発会社Olitekとスウェーデンの電気高速道路開発会社Eviasの合弁会社であるBluVeinとの間で、覚書を締結することに合意しました。
この覚書の目的は、BluVeinダイナミックチャージングソリューションの開発を加速させ、工業化された堅牢なソリューションとして、世界の鉱業界に展開することです。この覚書は、BluVein 地下ソリューション(BluVein1)に焦点を当てたものです。
「BluVeinとのコラボレーションにより、私たちは、自社のフリート以外にも焦点を当て、フリートが混在する顧客のニーズに合ったダイナミックな充電ソリューションを生み出す機会を得ました。また、鉱山運営の完全電動化に必要な電気インフラとしても、重要な役割を果たす可能性があると思います」とエピロックのパーツ&サービス部門長であるJess Kindlerは言います。
独自のソリューション
エピロックは、BluVeinが特許を保有するスロット式(電動)レールシステムの開発と実行可能性の試験において協力する予定です。このシステムは、鉱山車両の上または横に取り付けられた密閉型電化eレールシステムと、電動車両とレールをつなぐBluVeinハンマーを使用します。このシステムは、坑内運搬車などの車両が積載物を載せた状態で斜面を上がったり、地下鉱山から運搬を行う間において、運搬車を駆動し、バッテリーを充電するための電力を供給します。エピロックは、この協力関係の一環として、BluVeinのスロット型電気レールシステムについてパイロットテストを行うために、世界で初めてディーゼルからバッテリーに転換したMinetruck MT42坑内運搬車を提供する予定です。
「エピロックがBluVeinの製品開発とテストに協力することで、私たちはより早く産業界で利用可能なソリューションを手に入れることができるようになりました。エピロックは、鉱山機械で世界的に高い評価を得ているだけでなく、電動化に向けた業界の変革に不可欠な、長年にわたって確立されたアフターマーケットサポートネットワークを備えています」とBluVeinのマネージングディレクターであるJames Oliverは言います。
詳細については、下記担当者にお問い合わせください。
Jess Kindler
部長
エピロック パーツ&サービス部門
+46 (0)72 145 34 14
Peter Strimaitis
調達担当バイスプレジデント
エピロック パーツ&サービス部門
+61 (0)44 897 07 80
ハンナ・ホール
グローバルコミュニケーション&ブランドマネージャー
エピロック パーツ&サービス部門
+46 (0)73 270 62 85
エピロックのパーツ&サービス部門は、お客様の生産性を最大化することを目的として、多様なサービスを提供しています。この部門では、補給部品の供給、プロフェッショナルなサービス、サポートソリューション、トレーニングを重視しています。中国、スウェーデン、米国に流通センターを置き、事業本部はスウェーデンにあります。