エピロック、建設用ドリルリグの新フラッグシップモデルSmartROC T25 Rを発表 - スマートなオペレーターのためのスマートリグ。
2023年5月24日
Epirocは、全く新しいプラットフォームで、新しいサーフェイスフラッグシップ無線遠隔ドリルリグ、SmartROC T25 Rを発売します。この建設用リグは、卓越したカバーエリア、優れた地形対応性、高い汎用性、スマートなリグコントロールシステム（RCS）など、数多くの価値ある機能を備えています。これらによって、デジタル機能の将来性を確保し、燃料節約によるリグの気候変動への影響を軽減することができます。
エピロックは、新しいフラッグシップ無線遠隔ドリルリグ、SmartROC T25 Rを発売しました。建設・採石用に開発されたこの新しいコンパクトなドリルリグは、このセグメントで初めてエピロックのSmartROCファミリーに加わりました。多くの有益な機能と技術を搭載しています。スマートテクノロジーは、スマートRCSコントロールシステムを含み、このセグメントにおいて、最高の技術と自動化レベルを備えたリグをご提供します。
「私たちは、全く新しいプラットフォームで作られたこの建設用ドリルリグを市場に送り出すことができ、とても嬉しく思っています。SmartROC T25 Rは、最適化された穿孔範囲、優れた地形対応可能な走行性能、高い汎用性、スマートRCSコントロールシステムにより、このセグメントをリードするポテンシャルを備えています。このリグは、お客様の生産性を大きく変えることができます」と、エピロックのグローバル製品マネージャーであるMarcus Leüは言います。
卓越したカバーエリアが高効率を実現
ブームオプションは、回転半径が左右45°/45°または90°/90°のいずれかを選択可能です。5.5 mまたは6.1 mのブームシステムと組み合わせることで、SmartROC T25 Rのカバーエリアはそれぞれ28 m²（45/45）、45 m²（90/90）となります。これらの特徴に加えて、360°のフィードスイングを実現する回転ユニットと、マシンのすぐそばで掘削が可能なブーム形状が相乗効果を生み出しています。これにより、SmartROC T25 Rは優れたせん孔範囲を実現しています。このリグは、その優れたせん孔範囲と安定性により、このセグメントで最高の効率性をもたらします。
安全性と生産性を向上させる地形対応可能な走行性能
低重心、広いクローラ間隔、操作性の良いブームシステムにより、新型SmartROC T25は優れた地形対応可能な走行性能を実現しています。安定性を高めたバランスの良いリグが、安全な作業環境を提供し、リグがより効率的に走行することでより多くの掘削時間を確保できるようになり、生産性を向上させることができます。
環境フットプリントの削減
また、環境負荷を可能な限り低減するため、リグに使用する作動油の量を大幅に削減しています。さらに、スマートRCSコントロールシステムにより、燃料消費も最適化されています。これは、環境負荷の低減だけでなく、オペレーターの作業環境の向上にも貢献します。これらの改善は、いずれもサステイナブルな建設に向けた重要な一歩となります。
有益かつ高い汎用性
SmartROC T25 Rは、有益かつ高い汎用性を実現しています。新しい180°のブームスイング角度は、360°のフィードスイング角度装置（油圧ロールオーバー）と組み合わせることができ、3種類のフィード長、スチールまたはゴムトラック、コンパクトな輸送寸法とともに、新しい掘削用途の可能性を生み、ユーザーに向けて新しい市場を創造します。
「私たちは、お客様の声に耳を傾け、オペレーターに様々な価値ある機能を提供するリグを開発しました。SmartROC T25 Rは、重要な部品に簡単にアクセスでき、整備がしやすい設計を採用しています。燃料消費量も最適化され、サイズに対して非常にパワフルなリグとして、限られたスペースにおける要求の高い用途にも対応できます。このリグは、このセグメントのオペレーターにとって当然の選択となるように設計されており、彼らの作業をより容易にします」と、エピロックののグローバル製品マネージャーであるMarcus Leüは言います。.
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詳細については、下記担当者にお問い合わせください。
Anna Dahlman Herrgård
エピロックのサーフェイス部門グローバルブランド＆コミュニケーションマネジャー
エピロックは、持持続可能な社会に不可欠であり、鉱業およびインフラ業界のお客様のグローバルな生産パートナーです。エピロックは、画期的な技術により、革新的で安全かつ持続可能なドリルリグ、岩盤掘削や建設向けの設備とツールを開発・生産しています。また、世界クラスのサービスとアフターマーケットサポート、さらに自動化、デジタル化、電動化のためのソリューションも提供しています。エピロックはスウェーデンのストックホルムに本社を置き、2022年の売上高は500億クローネ。約1万7000人の情熱的な社員が、約150カ国のお客様をサポートし、コラボレーションしています。詳細は、www.epirocgroup.comをご参照ください。
エピロックのサーフェイス部門は、全世界で、地表掘り、建設、採石、および水井戸などの用途で使用される幅広いロックドリル設備・ソリューションを、開発、製造、販売しています。また、探鉱設備、ツール、高度な鉱体データ解析などをお客様に提供しています。この部門は、スウェーデン、米国、カナダ、中国、インド、オーストラリア、南アフリカで生産を行っています。販売製品については、www.epiroc.comをご参照ください。
