MINExpo 2024 で、エピロックが電動化とデジタル化された採鉱への道を切り開く
2024年11月6日
今年の MINExpo のプレゼンテーションでは、エピロックがいかにして鉱業界の変革を加速させているかを、来場者の皆さまに包括的にご紹介します。
"MINExpo では、当社の革新的な機器とソリューションが、採掘企業の安全性強化、排出量削減、生産性向上をサポートする姿をデモンストレーションできることを楽しみにしています。 "
Pit Viper 271 E
電化におけるステップアップ
そのハイライトのひとつが、全電気駆動系を備えた新型の大容量鉱山トラックの発表です。そのすぐ隣には、エピロック最大のバッテリー電気式ローダーである Scooptram ST18 SG が展示され、積載・運搬におけるエピロックの大きな進歩をさらに強調しています。バケットには、化石炭素の排出を実質的にゼロにして生産されたリサイクル スクラップをベースとするスチール「SSAB Zero™」が使用されています。
さらにエピロックは、電動式サーフェス掘削リグの画期的な2機種、Pit Viper 271 E および SmartROC D65 BE も展示します。どちらのリグも、排出ガスを出さない運転、低騒音、大幅なコスト削減、生産性と安全性を向上させるスマート自動化機能を備えています。
エピロックはまた、拡張性と堅牢性を備えたアグノスティックなソリューションに焦点を当て、電気インフラと充電器に関する今後のニュースも紹介します。
自動化を次のレベルに進化させる
エピロックは、完全機械化されたボルト再装填機能を持つロックボルト用リグ、Boltec E10 S ABR(自動ボルト再装填)の最新技術革新を展示し、自動化とオペレーターの安全性にスポットライトを当てます。マテリアルハンドリングでは、エピロックの Deep Automation が展示され、坑内採掘作業でローダーとトラックを編成するための最先端ソリューションを紹介します。
ブースにお越しいただいた方は、エピロックが RCT の買収および最近における ASI Mining の買収を通じて、アグノスティックな自動化機能を含む自動化ポートフォリオを拡大させたことについて、詳細を知ることができます。これにより、オペレーターは、あらゆるメーカーやモデルのマシンを制御し、自動化することができるようになり、地上運搬トラックの自律的な運転など、オペレーションの柔軟性が高まりました。これらの開発により、エピロックは、鉱山エコシステム全体をサポートするアグノスティックな自動化ソリューションをお客様にご提供する最前線に立つことになります。
さらにエピロックは、業界の安全基準を向上させる次世代の鉱業用衝突回避ソリューションも展示します。
新しい相互運用性で、よりスマートな意思決定を
相互運用性は、エピロックが大きな進歩を遂げているもう一つの分野です。MINExpo は、エピロックの画期的なインテリジェンス ソリューションを皆さまに披露する良いチャンスです。今年は、柔軟な技術エコシステムの設計に焦点を当てます。これにより、混合フリート、レガシー機器、既存のパートナーを統合することが可能になり、計画策定を迅速化し、変化に対応し、より良い意思決定を促すデータを通じて、実用的な洞察を得ることができます。
地下での爆薬充填で世界初の成果
エピロックは、世界初の半自動ワイヤレス地下開発爆薬充填ソリューションである Avatel™ も展示します。この革新的なソリューションは、世界有数の商業用爆薬プロバイダーであるオリカ社と共同開発されたもので、一人のオペレーターが、密閉された運転室内の安全な場所から、ワイヤレスで爆薬の全充填サイクルを完了できるため、坑内採掘の安全性が大幅に向上します。
Powerbit X
持続可能なオペレーションを実現する掘削ツールとサービス
MINExpo にご来訪いただいた皆さまは、削岩ツールとアフターサービスにおいて、ビット交換の必要性を低減し、掘削メートルあたりの CO2 排出量を最大 90% 削減しながら、安全性も強化する Powerbit X ドリルビットシリーズのデモンストレーションをご覧いただけます。最近発売されたエピロック ET ドリルストリングも展示されます。
エピロックは、電動化、デジタル化、自動化に関する取り組みとともに、2030年に向けて野心的な目標を掲げた持続可能性に、全体としての焦点を当てています。部品とサービスに関しては、会場のエピロック チームが、「Unlocked Circularity(循環性の解放)」の旗印の下、機器や部品の再生と再構築の実演を含め、エピロックによる持続可能性に向けた進歩を紹介します。エピロックの柔軟なソリューションであるミッドライフ サービスが活躍し、マシンの寿命を延ばし、再利用、改修、再生を促進します。
また、展示会では、坑内生産掘削用の新しい削岩システムである COPROD for Simba も発表されます。ドリル長、速度、精度を改善することで、COPROD for Simba は、ダブルベンチや高いドローベルなど鉱山設計の新たな可能性を引き出し、同時にトン当たりのコストとエネルギー消費量を削減します。
最後になりますが、MINExpo にご来場いただくと、最も困難な問題を想定して設計されたエピロックのプレミアム探査掘削設備シリーズを目にすることができます。ドリルリグ、インザホールツール、ダイヤモンドコアビット、サンプル回収用 RC 製品に加え、探査掘削業者に貴重な洞察を与える革新的なデータ分析サービスも展示されます。
社長兼 CEO の Helena Hedblom は、次のように結論付けています。
「鉱業は、より自動化され、デジタル化され、電化されたオペレーションへの移行の真っ只中にあり、これら全てが大きなメリットをもたらします。」
ラスベガスで開催される MINExpo International 2024 にご来場いただいた方は、ウェストホールのエピロック ブース 13419 にぜひお越しください。
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Anna Dahlman Herrgård
グローバルブランド&コミュニケーションマネジャー、