MINExpo 2024 で、エピロックがバッテリー電動 SmartROC D65 を展示

2024年10月21日

エピロックは、9月24日から26日までラスベガスで開催される MINExpo 展示会で、史上初のダウンザホール SmartROC D65 バッテリー電動ドリルリグのデモ機を展示します。この革新的なサーフェスドリルリグは、露天採鉱におけるグリーン移行とゼロエミッション掘削への転換において重要な役割を果たすことでしょう。 
「今年の MINExpo でこのリグを展示できることをとても楽しみにしています。SmartROC D65 BEは、私たちにとって、そして世界中の露天採鉱にとって、画期的な製品です。私たちは、掘削プロセスにおいて、テールパイプからの排出ガスを除去しています。これは、より良い環境の実現に向けた重要な一歩です。この成果は、エピロックがこの業界をより持続可能なものにするために重要な役割を担っていることを示しています」と、エピロックサーフェス部門マーケティング担当バイスプレジデント代理の Martin Johansson さんは言います。
SmartROC D65 BE のデモ機は、実績のある SmartROC D65 サーフェスドリルリグをベースにしています。エピロックの坑内バッテリーリグの開発から得られた貴重な経験と組み合わせて、この新しいリグは、採掘現場や大規模採石現場の環境基準を強化できるように設計されています。排出量を抑えるだけでなく、このリグも、同様のスマート機能を搭載し、より静かな作業環境で、高い安全性、信頼性、性能を発揮します。
「鉱業では、より環境に優しいソリューションが求められており、SmartROC D65 BE はその要求に応えます」と、エピロックサーフェス部門グローバル製品マネージャーである Mattias Hjerpe さんは言います。

"鉱業では、より環境に優しいソリューションが求められており、SmartROC D65 BE はその要求に応えます。"

Mattias Hjerpe ,エピロックサーフェイス部門グローバル製品マネージャー
大手サービスプロバイダーである Capital Limited は、試験段階において密接なパートナーでした。ブースに展示されている SmartROC D65 BE のデモ機は、展示会の終了後、直接 Capital Limited に送られ、実地試験が行われます。Capital Limited は、SmartROC D65 BE が、排出量削減と脱炭素化に向けた今後の移行プロセスにおいて、重要な資産になると指摘しています。

私たちは、エピロックと提携して、この革新的な電動ドリルリグ技術を現場でテストできることを楽しみにしています。この技術は、業界の持続可能性をさらに高めるために役立つでしょう。排出ガスを出さない露天掘りに向けた変革の最前線に立つことは、当社の脱炭素化への包括的なコミットメントを支えるとともに、顧客に価値を提供することでもあります」と、Capital Limited のチーフエグゼクティブオフィサーである Peter Stokes さんは言います。

"私たちは、エピロックと提携して、この革新的な電動ドリルリグ技術を現場でテストできることを楽しみにしています。この技術は、業界の持続可能性をさらに高めるために役立つでしょう。"

Peter Stokes ,Capital Limited チーフエグゼクティブオフィサー
SmartROC D65 BE のデモ機には、走行モーターを駆動するバッテリーと、掘削用の電力を供給するための電気ケーブルが装備されています。
「SmartROC D65 BE サーフェスドリルリグには、エピロックの他のバッテリーソリューションと同様に、実績のあるバッテリーとサブコンポーネントが搭載されています。これにより、複数の異なる事業を展開するお客様のスペアパーツの取り扱いとサービスが合理化されます」と、Mattias Hjerpe さんは言います。
SmartROC D65 BE は、エピロックの2030年に向けた持続可能性目標において重要な役割を果たします
エピロックのバッテリー式電動ソリューションは、市場から強い関心を集めています。お客様にとってのメリットには、ゼロエミッション運転、騒音や振動の低減、生産性の向上などがあります。このリグは、エピロックの2030年に向けた野心的な持続可能性目標において重要な役割を果たしています。この目標には、事業活動および販売製品からの CO2 排出量を2019年比で半減させることが含まれています。2021年、これらの目標は、最新の気候科学とパリ気候協定の目標に準拠し、地球温暖化を最大1.5°Cに抑える目標に沿うものとして、「科学的根拠のある目標」イニシアチブによって認証を受けました。私たちは、2025年までにすべての坑内機器を排出ガスゼロで提供し、地上機器についても2030年までに同じ目標を達成することを目指しています。
SmartROC D65 BE MINExpo

SmartROC D65 BE

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Mattias Hjerpe

選択的採掘・建設事業、グローバル製品マネージャー

電話: +46 (0) 70 265 3486

電子メールアドレス:: mattias.hjerpe@epiroc.com

Anders Bromsjö

プロジェクトマネージャー - ブランドコミュニケーション

電話:: +46 (0) 72 083 6011

電子メールアドレス:: anders.bromsjo@epiroc.com

エピロックは、鉱業および建設業で事業を行うお客様のため、グローバルな生産性パートナーとして、持続可能な社会への変革を加速します。エピロックは、画期的な技術を駆使して、ドリルリグ、岩盤掘削、建設機械、地表および地下用途向けのツールなど、革新的かつ安全な機器を開発・提供しています。また、世界クラスのサービスやその他のアフターマーケットサポート、オートメーション、デジタル化、電動化のためのソリューションも提供しています。エピロックはスウェーデンのストックホルムに本社を置き、2023年の売上高は600億クローネを超え、約1,200人の情熱的な従業員が約150カ国のお客様をサポートし、協力関係を築いています。詳細は www.epirocgroup.com をご覧ください。


エピロックのサーフェイス部門
は、世界中の露天採鉱、建設、採石、水井戸用途向けに、幅広い削岩機とソリューションを開発、製造、販売しています。また、探査機器、ツール、高度な鉱体データ分析もお客様にご提供します。この部門は、スウェーデン、米国、カナダ、中国、インド、オーストラリア、南アフリカで生産を行っています。製品については www.epiroc.com をご覧ください。

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