SmartROC T45がイタリアでのさく孔を開始
2016年12月7日
砕石 2016 海外 SmartROC T45 サーフェスアンドエクスプロレーションドリリング部門 顧客事例
イタリアで初となるアトラスコプコSmartROC T45のさく孔作業が、ロビランテのSibelco社採石場で行われています。
2016年6月23日
これは普通の慣例が通じる作業ではありませんでした。まず、予定されたトンネル経路は300メートルの水分が多くて緩い粘土層を貫通しており、うち100メートルは非常に繊細な「クイッククレイ」でした。次にこの経路は、木製の杭を基礎として建てられた多くの歴史的な木造建築物の近くを通っていました。そのため、粘土層に振動を与えて擾乱を起こし、歴史的建造物に損傷を及ぼす可能性がある油圧式衝撃ハンマーは使用できませんでした。
"Elemexシステムは、今回の作業の特殊なニーズに最適な選択でした。連続したソリューションなので、1回のオペレーションで粘土を通過して岩盤まで到達することができます。正しいやり方をマスターすれば、以降は決まった作業として繰り返せます。"
お客様
Kynningsrud Fundamenteringおよび請負業者Hallingdal Bergboring社
課題
市の文化遺産を保護しながら、粘土層から岩盤までケーシングを貫入させること
アトラスコプコのソリューション
• 2台の改良されたシート杭打ち装置
• 2機のアトラスコプコQL200 DTHハンマー
• 610 mmのケーシング
• 674 mmのオーバーサイズのリングビット
• アトラスコプコElemexシステム
• 振動回転方式
メリット
• Elemexは導入が容易で、シート杭打ち装置などの既存のリグと簡単に併用できる
• 都市部での作業に最適
• 表土と岩石の掘削を1回のオペレーションで実施できる設計
• エアフローと排出がパイプ内に戻ることで穴や周辺への損傷を最小限に抑える
• まっすぐで迅速な掘削
結論
Elemexは、環境への影響を最小限に抑えながらより速く、長く、まっすぐに掘削できる。