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エピロックのMB 1650油圧ハンマがSicobrita採石場の新たな主役に

2019年7月 – ポルトガルのSicobrita社は、ポンバル市近くのセーラ・デ・シコーで採石場を30年以上も経営しています。同社は2005年からエピロックの油圧ハンマに信頼を置いており、新しいMB 1650にも満足していただけました。MB 1650は、信頼性、低振動、高性能など品質面で優れているだけでなく、よりコンパクトで軽量、信頼性が高まり、メンテナンス手順も簡単になっています。

エピロックに絶大な信頼を寄せるSicobrita社
Sicobrita社は、ポルトガルで最も重要な石灰石場の1つという恵まれた場所に、約35ヘクタールの採石ライセンスを取得しています。同社が採用している精密な採掘および粉砕法によって、高純度で白色度の高い石灰石が産出されています。この工程では、環境に与える影響が常に可能な限り低く抑えられています。

Sicobrita社が国宝と評価されているのは、高レベルの競争力と確固たる評判のおかげです。また、もうひとつの理由として、同じように優れた会社としか提携しないことが挙げられます。こうしたことから、社長のアルマンド・レイス・ビエイラ氏はエピロックのサービスに2005年から信頼を置いてきました。そして今回、MB 1700の後継機として新たにMB 1650油圧ハンマの導入を自信をもって決定しました。「油圧ハンマは重要かつ過酷な作業に使用されるため、業務に支障が生じないよう、優れた応答性と生産能力が求められます。Sicobrita社にとって、作業用機器の最適化は顧客満足の基礎です。」

定評ある品質と新たなメリット
従来の製品も十分に高い信頼性を発揮していましたが、後継機はさらにメリットを提供しています。Sicobrita社は採石場の機器を一新する際、エピロックのハンマを迷わず選択しました。理由は装置の信頼性、生産性、可用性が秀でているからです。

MB 1700では、特に自動潤滑システム、エネルギー回収性、低騒音、低振動、効果的な防塵などが高く評価されていました。もちろん、MB 1650も先行機の品質をすべて受け継いでいますが、さらにコンパクトで軽量です。そのため、保守がより簡単になりコストも削減されます。さらに、スレンダーな設計でも衝撃エネルギーの高さはそのままです。問題の多い生産工程でも従来通り油圧ハンマを利用できるばかりではなく、操作も簡単で、運転コストの削減につながります。

より軽量で高性能 - MB 1650は新たな万能機
新製品のMB 1650油圧ハンマは、最高品質を追求し、お客様の運転コスト削減に貢献するエピロックの姿勢を体現する製品です。1,650 kgの重量はMB 1700よりも軽量でコンパクトなので、19~32トンの運搬車に適しています。

特に印象的な点は、高度な制御技術です。油圧ブレーカの性能を最適化するのが自動ストローク切り換え機構、AutoControlです。エネルギー回収機能ではピストンの反動力を利用して性能を向上し、VibroSilenced Plusシステムなどにより振動を抑えます。StartSelectバルブ内蔵で、わずか数ステップで運転条件に合わせてブレーカの起動状態を調整できます。

自動潤滑システムのContiLube™ II、特許取得済みの防塵システムDustProtector II、設計を改善したサービス用開口部によって、部品の寿命が延びます。潤滑油消費量が少なく、粉塵の侵入がないため、メンテナンスが簡単です。さらに、MB 1650は高圧アキュムレータを装備していないので、修理コストを大きく削減できます。

そのためMB 1650は採鉱および採石、解体、改装などの作業、工事現場、冶金業界などの幅広い用途で高い効率を発揮するツールとなります。新設計では信頼性が向上し、修理コストが少なく、メンテナンス時のアクセス性が向上しており、従来の優れた運転性能はそのままです。

海外 MB油圧ブレーカ 油圧アタッチメントツール 2019 顧客事例