2023年11月20日
現在、同社は6台のせん孔機を保有しており、そのうち3台がエピロック製で、その中には最上位の SmartROC D50 MKII も含まれています。同社では、2023年末までにエピロック製リグを5台まで増強することを目指しています。
これらの SmartROC T40 MKII リグはいずれもホールナビゲーションシステム(HNS)を搭載しており、2023年後半に納入される予定です。
さらに、エピロックの RigScan スキャン技術を用いた定期点検を含むエピロックの ROC Care サービス・メンテナンス契約により、全車両がバックアップされます。
"それ以来、フリートの現代化だけでなく、掘削要員の入れ替えもあって、生産性は約30%向上しました。"
全体として、15~29メートルの掘削は30~60分で完了し、掘削作業員たちは満足していると Gromada さんは言います。
さらに、彼は続けて言います。「私たちが以前使っていたリグは、最新モデルよりも15年ほど旧式なものだったので、掘削作業員たちはほとんどすべての面で改良を実感しています。しかし、彼らはおそらく、全掘削サイクル自動化DTH、トップハンマーロッド展開サポート、リモートコントロール、ホールナビゲーションシステムなど、自動化プロセスを最も重視しているようです。
「この高度な自動化により、掘削作業員の介入が不要になり、掘削プロセス全体が高速化しています。」
「これにより、個々のドリルリグのインプットとアウトプットの概要がより明確になり、計算が容易になりました。」
同じことは、Explosia が2020年後半に掘削作業に採用した「My Epiroc」アプリケーションについても言えます。Gromada さんは、このツールは生産監視や定期的なサービス活動の計画策定に特に役立っていると指摘します。
加えて、同社は全体的な燃費の大幅な改善にも注目しています。以前は、エピロック製 ROC L6 ドリルリグのディーゼル平均消費量は、掘削1メートルあたり約1.9リットルでした。
2023年に後継のエピロック製 SmartROC D50 MKII が導入されると、燃料消費量は平均で掘削1メーターあたり0.96リットルとなり、ほぼ半減しています。現在、月平均で約3,000リットルのディーゼルを節約できています。
過去には、フリーとの老朽化と修理・保守サービスの不足のため、Explosia は掘削プロジェクトを完了させるために、緊急かつ定期的に競合他社に支援を要請する必要があったが、今はその必要はない、と Přemysl Gromada さんは説明します。
「この3年間で状況は大きく変化し、今年はチェコ共和国の他社が予期せず納期に間に合わない状況に陥った場合に、私たちが掘削作業を提供できる能力を持つに至った最初の年となりました。
「幸いなことに、Explosia は、現代化と投資なしには、掘削事業で他社と本格的に競合することはおろか、既存または将来の責務を果たし続けることも不可能であることを理解できました。現在は掘削の品質がまったく異なり、はるかに良いレベルとなっています。」
すべての事業活動において、Explosia は、包括的な持続可能性方針を掲げている企業です。新しい Epiroc ドリルリグを稼働させることにより、掘削チームは燃料消費を30~50%削減しました。
「原材料、エネルギー、生産、その他の資源であるかにかかわらず、持続可能性はすべての人にとって重要です」と Přemysl Gromada さんは続けます。彼は、環境保護について強い個人的なコミットメントを持っていることを誇りに思っています。
「エピロックは、私たちの目標達成をサポートしてくれました。主に、新型せん孔機の燃費が旧型せん孔機より良いことから、排気ガスを大幅に削減でき、AdBlue の使用により排出をさらに削減できたことが理由です。この4年間で、Explosia はエコロジーの分野において、資源保護や自然への配慮へと大きく舵を切ったことは明らかです。