アトラスコプコ、SpeedROC 2Fを発表

高い生産性を低コストで達成する規格石材採石業向けソリューション

2015年11月4日

規格石材採石業では高い生産性と運転コストの低減が求められています。アトラスコプコのサーフェスドリルリグSpeedROC 2Fは、これに対応すべく開発されました。
平均的なドリルリグでは大理石、花崗岩、砂岩、石灰岩の掘削が非常に困難ですが、このたび発売された新しいソリューションでは、このような作業を短時間で、しかも低コストで遂行できます。

新製品のSpeedROC 2Fは、規格石材採石業専用に設計された、堅牢で汎用性の高いドリルリグです。このリグの最大の利点としては、360度の作業範囲を確保した高い生産性、長いブーム長、柔軟性の高い掘削能力、すばやい位置合わせ、高いトラミング安定性などが挙げられます。

周囲全体に作業範囲が確保されるため、リグの位置合わせ時間を短縮できます。また、回転可能な長いブームはベンチ掘削とブロック選鉱のどちらにも最適です。

定評ある油圧式削岩機2機を装備するSpeedROC 2Fは、垂直掘削と水平掘削のいずれにも使用でき、最大容量でリグを使用する場合も4本の支持脚で安定性を確保します。

リグは無線でリモートコントロールできるため、短時間で精度の高い掘削を実現するとともに、高いレベルの安全をオペレータに提供します。さらに、集塵システムが作業環境を改善します。また、ウォーターミストもオプションで利用できます。

"SpeedROC 2Fは、規格石採石業の極めて重要な時期に登場しました。生産性を向上し、コストを削減する継続的な取り組みに、この製品が重要な役割を果たすとエピロックは確信しています。しかも、当社の純正部品とサービスソリューションにより、SpeedROC 2Fは生産性、稼働率、運転コストを最適なバランスで発揮できます。"

Maurizio Frencia ,地域製品マネジャー
SpeedROC 2Fでは、トップハンマー削岩機にDF 500XまたはDF 530Xを選択することができ、孔径28~45 mmに対応します。
詳細については、以下の担当者にお問い合わせください。
地域製品マネジャー、マウリツィオ・フレンシア
携帯番号:+39 335 5844749、メールアドレス:maurizio.frencia@it.atlascopco.com
ブランドコミュニケーション - プロジェクトマネジャー 、フレデリック・ターンストローム
携帯電話:+46 (0)19 670 7377 電子メール:fredrik.ternstrom@se.atlascopco.com
サーフェスアンドエクスプロレーションドリリング部門は、アトラスコプコ土木鉱山機械事業エリアの一部門です。土木工事、地盤工学、採石場、サーフェスさく孔および地下鉱山の各種用途で削岩機および探査掘削機器を開発、製造し、世界各地で販売しています。革新的な製品設計とサービスサポートシステムを重視するアトラスコプコの重点的取り組みを通じて、お客様の付加価値を高めています。主な生産拠点はスウェーデン、イタリア、インド、日本および中国にあります。事業部本部は、スウェーデン、オレブロにあります。

エピロックは、2018年1月1日まで「アトラスコプコ」の商標で操業していました。

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