メキシコ初のPowerROC T35 Eがそのパワーを発揮

2015年2月10日

採鉱砕石請負業者Zemer Constructora社はメキシコの企業として初めてアトラスコプコのクローラドリル PowerROC T35 Eを購入しました。
メキシコの採鉱砕石請負業者Constructora Zemer社は、セメント骨材産業におけるさく孔サービスを専門としており、約500名のオペレータが10か所の現場で作業しています。現場のうち9つはメキシコ国内、残りの1つは米国にあり、1日当たり7~8万トンの石灰岩を生産しています。

同社がさく孔機材のアップグレードを決定したときに、アトラスコプコのPowerROC T35 Eが選ばれましたが、メキシコ国内のさく孔請負業者としてこの製品を購入したのは同社が初めてでした。Zemer社は、このリグをサンルイスポトシ近郊のセリトス採石場で稼働させています。セメント製造業のCementos Moctezuma社が所有するこの採石場では、年間350万トンの岩石が採取され、そのうち250万トンが石灰岩です。

大きな変化

新しいリグがこの現場に到着したのは2013年ですが、Zemer Unidad Cerritos社のマネジャーであるハイメ・ロペス氏によれば、それ以来生産量が大きく変わりました。「PowerROC T35 Eの導入以来、きわめて効率的に採石できるようになりました」と同氏は述べています。「ここでは、高さ16.5 mのベンチでさく孔していくわけですが、このリグの生産性は1時間当たり25~32 mです。当社にとって、とても良い性能です」。セリトスでは一般的に、1日当たりのさく孔作業時間は7.4時間で、1週間のシフト数は11です。PowerROC T35は、アトラスコプコのT45ロッドを使用しており、89 mmの孔をさく孔し、深さ17 mまで、3.1 m x 4.3 mのさく孔パターンに従ってさく孔します。ロペス氏によれば、このリグは平均32分で孔1つのさく孔を完了します。平均で1分間に25 mさく孔し、1日当たり16時間稼働するので、総生産性は1日当たり400 mとなります。磨耗に関しては、計算された寿命はドリルロッドは1,390 mまで、シャンクアダプタについては1,112 mまで、リグラインドなしで使用できます。

安全性の要因

新しいリグがこの現場に到着したのは2013年ですが、Zemer Unidad Cerritos社のマネジャーであるハイメ・ロペス氏によれば、それ以来生産量が大きく変わりました。「PowerROC T35 Eの導入以来、きわめて効率的に採石できるようになりました」と同氏は述べています。「ここでは、高さ16.5 mのベンチでさく孔していくわけですが、このリグの生産性は1時間当たり25~32 mです。当社にとって、とても良い性能です」。セリトスでは一般的に、1日当たりのさく孔作業時間は7.4時間で、1週間のシフト数は11です。PowerROC T35は、アトラスコプコのT45ロッドを使用しており、89 mmの孔をさく孔し、深さ17 mまで、3.1 m x 4.3 mのさく孔パターンに従ってさく孔します。ロペス氏によれば、このリグは平均32分で孔1つのさく孔を完了します。平均で1分間に25 mさく孔し、1日当たり16時間稼働するので、総生産性は1日当たり400 mとなります。磨耗に関しては、計算された寿命はドリルロッドは1,390 mまで、シャンクアダプタについては1,112 mまで、リグラインドなしで使用できます。

将来の拡張

現在、Zemer社はPowerROC T35 Eリグを2台保有し、他には同じくアトラスコプコ製のエアリグECM 590およびECM 350が計7台あります。成長と拡大を目標として掲げる同社は、アトラスコプコが大きく貢献していると言います。「私たちは、アトラスコプコの人々と長年にわたり協力してきました」とロペス氏は述べています。「サポートを要請すれば必ず応じてくれます。機器が納入されたときはトレーニングを実施してくれました。定期的に連絡をくれて、機器の状態を尋ねてくれます。この機械に必要な保守作業も何度か実行しにきてくれました」。ロペス氏はこう締めくくります。「これらのすべてがあって、当社は顧客の要望に応えることができ、アトラスコプコとの協力関係をこれからも続けていけると確信しています」


エピロックは、2018年1月1日まで「アトラスコプコ」の商標で操業していました。

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