SmartROC T45がイタリアでのさく孔を開始
2016年12月7日
砕石 2016 海外 SmartROC T45 サーフェスアンドエクスプロレーションドリリング部門 顧客事例
イタリアで初となるアトラスコプコSmartROC T45のさく孔作業が、ロビランテのSibelco社採石場で行われています。
2016年6月10日
鉱山の連続操業を維持するための重要な要素の1つとして、鉱石サンプルの先にある地質の乱れや不連続な鉱体を認識する必要があります。2009年に鉱山の1つが、網状の穴を自社で掘削してコアサンプルを採取することで、作業の効率化とコスト削減を実現するべく、掘削キット一式(コアドリリングリグと消耗品)への投資を決断しました。
アトラスコプコは、その製品とサービスの高い評判を理由にサプライヤーとして選定されました。地下の状態と予定される作業内容に基づいてDiamec 262を推奨し、この鉱山のすべての地下探査機器がATEX基準を満たせるよう、掘削リグを耐炎性の製品に変更しました。消耗品パッケージとOシリーズのITHおよびExcoreダイアモンドツールも納入しました。
KGHM Rudna鉱山での新機器の試験および導入作業の適任者として、明かり掘りと地下掘削の豊富な経験を持つ現場主任ジャン・ヤクボヴィッチ氏が選ばれました。アトラスコプコの機器とツールは初めの時点から従来の請負業者の作業と比べて、高い性能を発揮し、1回のシフト当たりの生産性は最高で6メートルから15メートルへと飛躍的な伸びを示しました。地下の掘削場所への移動にかなりの時間を要したため、実質的な掘削時間がシフト当たり3~3.5時間であったことを考えると、これは異例な数字です。
鉱山に喜ばしい驚きを与えたもう1つの要素は、ドリルビットの消耗の少なさです。以前は100~150メートルごとに交換が必要でしたが、Excore BO 5-7 ECF13 8wwビットの平均値は、硬度の高い白雲岩層において20~25 cm/分の良好なさく孔速度で700メートルです。1つのExcore 5 – 7ビットで達成した最長記録は1500メートルです。
"「今日のダイアモンドツールのコストは、掘削距離あたりでごく少額になっています。新たに導入した機器は、当初から運転コストを正確に管理でき、今回の投資が正しかったことを証明してくれました。当社はこの結果にとても満足しています。」"