アトラスコプコがドリルリグ新製品FlexiROC T25 Rを発売 – 好況が続く建設業界に対応
広範なインフラ部門で仕事を請け負っているスカンジナビアの掘削請負業者は、孔径が45~57 mmでありながら、孔径38~64 mmでも使用可能なように設計されたアトラスコプコの新しいドリルリグ、FlexiROC T25 Rを歓迎するでしょう。
このリグは、これより大型のFlexiROC T30 Rの利点をすべて備える一方、小径のせん孔作業に最適なトップハンマー、COP 1435削岩機を装備しています。
COP 1435はダブルダンプニングシステムを装備した高周波削岩機で、シャンクアダプターとドリルロッドの寿命が長いのが特長です。FlexiROC T25 Rと併せて使用すると14 kWの出力が得られるため、基礎掘削、側溝掘りに最適で、条件によっては道路建設にも適しています。
"数多くの大規模インフラプロジェクトが進行中、あるいは計画中です。少なくとも北欧諸国では、大都市の成長と拡張に伴い、掘削および発破作業の数も増加の一途をたどっています。そのため、工事業者は小径から中径の発破作業で幅広い穴径に対応するよう求められます。この傾向は特に人口密度の高い地域で顕著ですが、この新型リグによって、業者はこうした要求に対応可能になります。"
大型のFlexiROC T30 Rと同様、FlexiROC T25 Rも、1990年代に開発され、現在まで改定と改良を続けてきた実績ある設計プラットフォームを基盤にしています。
FlexiROC T25 Rは当初はスカンジナビア市場向けに生産されてきましたが、今後は世界各地で発売される予定です。
詳細については、以下の担当者にお問い合わせください。
サーフェスアンドエクスプロレーションドリリング部門は、アトラスコプコ土木鉱山機械事業エリアの一部門です。土木工事、地盤工学、採石場、サーフェスさく孔および地下鉱山の各種用途で削岩機および探査掘削機器を開発、製造し、世界各地で販売しています。革新的な製品設計とサービスサポートシステムを重視するアトラスコプコの重点的取り組みを通じて、お客様の付加価値を高めています。主な生産拠点はスウェーデン、イタリア、インド、日本および中国にあります。事業部本部は、スウェーデン、オレブロにあります。
エピロックは、2018年1月1日まで「アトラスコプコ」の商標で操業していました。