エピロックの大型油圧ブレーカを使って48時間で3つの橋を解体

Three bridges demolished in 48 hours using Epiroc heavy hydraulic breakers

2018年7月 – オランダの請負業者LEK Sloopwerken社は先日、オランダA27高速道にある長さ150 mの高架橋3つを5月の1週間で解体しました。解体作業には、エピロックのリグ搭載型大型油圧ブレーカに特許取得のインテリジェント保護システム(IPS)を装備して利用しました。

エームネスとブンスホーテン=スパケンブルグ間のA27およびA1高速道の拡幅工事は、大規模なインフラプロジェクトです。ユトレヒトからアルメールまで伸びるA27高速道だけでも、古い高架道6つとその基礎の大掛かりな解体作業を伴います。

5000立方メートルのコンクリート
交通遮断を最低限に抑えるため、この請負業者は、5月26日~27日の週末の48時間以内に、ヒルフェルスムとビルトホーフェン付近にある3つの古い橋を解体するよう指示を受けました。この地域は、騒音と粉塵の発生が規制される都市部です。橋はそれぞれ長さ150 m、高さ6 mで、3つの橋で解体する特殊鉄筋コンクリートは5000立法メートルです。

解体作業は、エピロックのリグ搭載型大型油圧ブレーカ9台(HB 7000 4台、HB 5800 1台、HB 4100/4200 3台、HB 3100 1台:運転重量3~7トン)を使って、期限内に完了しました。ブレーカはボルボ、キャタピラーおよび日立のキャリアに搭載しました。

現場監督のマルテン・レック氏は、エピロック販売業者のSAES International BV社が現場で油圧ブレーカの効率的な整備やスペア機器を提供してくれたと説明します。

IPSにより最適化されるブレーカ性能
エピロックの大型油圧ブレーカには、特許取得のインテリジェント保護システム(IPS)が装備されています。エピロックの人気の高いAutoControl機能とStartSelect機能と組み合わせ、ブレーカの稼働を作業条件に応じて自動的に調整します。

IPSの芯出し効果により、油圧ブレーカをきわめて正確に、すばやく位置決めできるため、ツールの損傷につながる空打ちを防ぎます。IPS装備により、オペレータの介入が不要なため、作業工程を中断せずに、稼働時間を延長できます。

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