Diamec Smart 6M は、成功を収めた Diamec リグの強力なモバイルバージョンです。インセルサ社の業務の安全性、スピード、コスト効率の向上に貢献しました。
2014年にオープンしたマグダレーナ採鉱場は、アルモナスター・ラ・リアル市のイベリア・ピライトベルトにあります。スペイン最大の鉱山で、世界で硫化物濃度が最も高い採鉱場のひとつです。主要請負業者である インセルサ社 は、採鉱場の開設以来、エピロックの機材で探鉱作業を行っています。
坑内探鉱作業は 2 つのアクセス ランプを介して実施され、一次および二次チャンバーを通って作業します。地形のアクセスと特性が、チームの課題になりました。「想定したペースで安全に走行と位置決めを行うことは困難です。そのため、インセルサ 社は安全性と効率性を犠牲にすることなく、より迅速かつ敏捷に対応できるソリューションを見つける必要がありました」とエピロックイベリアのビジネスラインマネージャー、サーフェス担当エヴァ・ヘルナンデスは述べています。「 エピロックと インセルサ 社との長年の関係から、私たちは共に前進する道を見つけたいと考えました。」
エヴァ・ヘルナンデス、エピロックビジネスラインマネージャー
エピロック提案の Diamec Smart 6M、成功した Diamec リグの強力なモバイルバージョン。このソリューションは インセルサ 社の革新的なビジョンに適しています。「このモデルはお客様の要件を満たしていると言えます。また、オーストラリアの Diamec Smart 6M リグのポジティブな結果についても聞いたことがあり、投資の価値があると認識しました。インセルサ 社は、このモデルを採用したヨーロッパ初の企業であり、CE 認証モデルを取得した最初の企業です」と、ヘルナンデス氏は述べています。
Diamec Smart 6M を搭載したリグの可動性と迅速なセットアップは、インセルサ 社の主なセールスポイントでした。スキッド搭載型の標準 Diamec リグにはすでに最新の設計が採用されていますが、Diamec Smart 6M は、可動性を大幅に向上することで、さらに性能が強化されています。このリグには、効率に定評のある Boomer S2 キャリアが搭載されています。迅速かつ安全な位置決めにより、次に掘削する孔までの間の無駄な時間が短縮されます。「採鉱作業では常に安全性が第一ですが、自動掘削プロセスにより作業がはるかに効率的になり、リグは位置決めプロセスをはるかに速くします。効率性の向上はコストの節約にもつながります」とヘルナンデス氏は説明します。
Diamec Smart 6M には高度なリグコントロールシステムが搭載されており、自動化を可能にします。掘削パラメータは、コントロールパネルのタッチスクリーンから設定・監視できます。自動掘削などの自動化機能により、手動掘削に比べてビット寿命を大幅に改善できます。
マグダレナ鉱山は 3月から始動し、インセルサ 社とエピロックの両方の専門家と技術スタッフのチームによって、細部にまで注意を払い工程が完璧であることが確認されました。探鉱チームは約 2年間新しいリグを稼働し、チームメンバーは結果に非常に満足しています。インセルサ 社は、Diamec コアドリリングリグの最も優れた効率性と、地下用に設計されたキャリアの可動性と安定性を持ち合わせています。
Diamec Smart 6M により、インセルサ 社は作業をより安全に、より速く、よりコスト効率的にしました。このリグは、可動性を高めることで、この柔軟な設計を強化します。最も難しい角度の位置決めがはるかに簡単です。連結式キャリアは難しいカーブに沿って曲がることができ、操作性が優れたブームはドリルを求める場所へ正確に配置することを可能にします。「インセルサ 社は、探鉱作業がより速く、安全で、収益性が高いということを断言できます。生産性は大幅に向上しました。すべての期待を満たし、さらにそれを上回ったことは素晴らしいことです。引き続き協力できることを願っています」とヘルナンデスは述べています。
