エピロックが提供するサービスとしてのバッテリー

2020年8月10日

世界初のサービスとしてのバッテリーBatteries as a Service(BaaS)契約がカナダで締結されました。Vale社とエピロックは、採掘作業でバッテリー技術を利用する革新的な新しいアプローチに関して協力しています。 

鉱業企業が持続可能な生産とゼロエミッションを目指して努力を続ける中、バッテリー技術分野における多様な選択肢の迅速な進化と開発は、困難ではありますが、とてもやりがいのある仕事です。

 

サービスとしてのバッテリーの成功

 

「このサービスの大きな利点は、お客様に柔軟性を提供できることです。」 当社はバッテリーそれ自体の所有権を保有し、必要に応じてユニットの交換および更新を自動的に行います。これにより、採掘現場での作業がより快適になり、生産性の向上に引き続き注力できるようになります」とエピロックカナダのRocvoltのプロダクトマネージャーであるショーン・サミュエルズ氏は言います。

サービスとしてのバッテリーを通じて、エピロックは、お客様と直接に連携し、お客様の運用ニーズに合わせたバッテリー計画を策定します。 製品寿命が保証されるとともに、バッテリーの状態を注意深く監視し、予測メンテナンスを確実に実施してダウンタイムを減少させます。 お客様がバッテリーのキャパシティーを増減させたい場合は、計画を調整することができ、サービスはお客様の要求に適合したものに修正されます。

 

持続可能性に向けた継続的な取り組みの一環として、エピロックは、現場で古いバッテリーを取り外し、新しいバッテリーと交換します。 これらの古いバッテリーは二次的用途に利用され、プロセスの最後にリサイクルされます。

"サービスとしてのバッテリーは、アップグレードや取り外しについて心配する必要なく、最新のバッテリー技術の利点をお客様に提供します。お客様はビジネスに集中でき、当社はお客様が必要とするすべての性能を確保します。"

Fredrik Martinsson, Head of Marketing Rocvolt, Products & Services, Epiroc

エピロックは、BaaS(サービスとしてのバッテリー)契約に加えて、カナダの2箇所の採掘現場向けに、10台のバッテリー電動式車輌をVale社に提供します。 これらのマシンには、4台のScooptram ST14ローダー、2台のBoomer M2Cドリルリグ、2台のBoltec MCボルティングリグ、2台のMinetruck MT42トラックが含まれます。

 

新しいバッテリー式車輌群を補完するものとして、Valeはさらに、設備サポート用として、エピロックの充電キャビネットを3つと、充電ポストを7つ追加します。

 

「私たちは、将来、鉱業におけるゼロ・エミッションの達成を目指し、大きな成果を上げているVale社とのパートナーシップを高く評価し、今後も発展させていきたいと考えています。 「両社とも、有効性の高いバッテリーサービスが事業に与えるプラスの影響を認識しており、確固たる相互的な信頼関係を築いています」と、エピロックカナダのゼネラルマネージャーであるジェイソン スミス氏は言います。

 

両方の現場へのバッテリー設備の納入は、2020年から2021年の第1四半期にかけて行われます。

 

サービスとしてのバッテリープロセスの詳細と、サービスとしてのバッテリープロセスが組織にもたらす利益については、エピロックのYouTubeチャンネルのショートビデオをご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=VfCtf3UYdjg. 追加情報もここから入手できます。

 

詳細については、下記担当者にお問い合わせください。

 

フレドリック・マーティンソン

Epiroc、製品およびサービス、マーケティング部門責任者
+46 (0)73 274 86 48

 

ショーン・サミュエルズ

エピロックカナダのRocvoltのプロダクトマネージャー

+1 647 669 2514

 

ハンナ ホール氏、グローバルコミュニケーションおよびブランドマネージャー

エピロック パーツ&サービス部門

+46 (0)73 270 62 85

 

エピロックのパーツ&サービス部門は、お客様の生産性を最大化することを目的として、多様なサービスを提供しています。 この部門では、補給部品の供給、プロフェッショナルなサービス、サポートソリューション、トレーニングを重視しています。 中国、スウェーデン、米国に流通センターを置き、事業本部はスウェーデンにあります。 

海外 部品とサービス 2020 プレスリリース