ドラムカッター用六角形ピック - 業界初のエピロック製品

2022年11月9日

革新的な V カッター(特許出願中)導入の中核として、エピロックはあらゆる種類のカッティング・アタッチメント用に六角ボディを備えた新しいピックシリーズ HexPicks を発表しました。六角形の形状は単純な変更のように思えるかもしれませんが、実際には、日常メンテナンスを簡単、迅速、低コストにする独創的な業界初のものです。ポイントは、HexPicks の着脱や交換を六角レンチで素早く簡単にできることです。エピロックは、HexPicks は耐久性も高く、他の競合製品よりも最大 20% 長持ちすると報告しています。
六角ボディのピック

新しい HexPick

カッティング・アタッチメントを使用して作業している人は誰でもこの状況を認識できます。スティックを持ち上げてドラムの回転を停止した状態で、毎日、すべてのピックが回転することを確認するためにハンマーで時間を費やす必要があります。また、岩石やコンクリートでの作業では、ピックがすり減ることを回避することは難しく、現場で交換することは大変で時間のかかる作業です。
 

稼働時間の増加、運用コストの削減 

エピロックによると、HexPicks のユニークな設計(特許出願中)は、ピックのメンテナンスと交換を迅速かつ容易に行うことを目的としています。HexPicks は、ハンマーと余分な力を使用するかわりに、一般的な六角レンチを使用して、ほとんど力を入れずに現場で緩めたり交換したりできます。HexPicks にはエピロックの QuickSnap 保持システムが搭載されているので、通常のサークリップやノックオン式リテーナーと比較して 50% 以上も時間を節約できます。スマート保持クリップにより、ピックを瞬時に交換可能。 

 

これらすべてが稼働時間の増加と運用コストの削減につながり、メリットはそれだけではありません。 HexPicks のデザインは、ドラムのピックボックスを保護し、より良い回転を可能にし、ピックの再研磨プロセスを最適化します。

高性能素材を採用しているので、エピロックのピックは特に耐久性に優れています

HexPick は、その製造に使用される材料により、他社製品よりも 20% 長持ちします。切断作業の中心部は、ピック本体にろう付けされた耐性タングステンカーバイド製のインサートです。コバルトバインダーを備えたタングステンカーバイド製の焼結材料で製造されており、インサートは岩石に連続的に衝撃を与え、強い応力にも耐えるように設計されています。ピックボディのヘッドとシャフトは「最適化」された熱処理スチール製で、タングステンカーバイド製のインサートのサポート、ピックボックスの摩耗に対する保護として機能します。 

あらゆるカッティング・アタッチメントに最適

新しい V カッターに取り付けられた新しい HexPicks

HexPicks付きVC 2000

エピロックからのみ入手できる HexPicks は、横型ドラムカッター、V カッター、縦型カッターとの使用に適しています。2023年からは、エピロックの工場から納品されるすべてのものに HexPicks が標準になります。

 

海外 2022 製品リリース プレスリリース

エピロックは、持続可能な社会の重要な一部であり、鉱業およびインフラ産業における世界的な生産パートナーです。画期的な技術により、革新的で安全かつ持続可能なドリルリグ、岩盤掘削や建設向けの設備とツールを開発・生産しています。また、世界クラスのサービスとアフターマーケットサポート、さらに自動化、デジタル化、電動化のためのソリューションも提供しています。エピロックは、スウェーデンのストックホルムに拠点を置き、2020年の売上は360億SEK、熱意のある14,000人を超える従業員を雇用し、150か国以上でお客様とサポート・協力関係を築いています。詳細は、 www.epirocgroup.comをご参照ください。

 

エピロックのツール & アタッチメント部門は、削岩工具、探査掘削用工具、地盤支持装置、および油圧アタッチメントツールを開発、製造、販売しています。本製品は、岩盤掘削、採鉱、建設、解体、リサイクルに使用します。また、同部門は関連サービスも提供しています。6大陸に生産施設を展開し、スウェーデンとドイツに主要施設を保有しています。詳細についてはwww.epiroc.comをご覧ください。