2023年11月20日
「エピロックは、2030年に向けて野心的な持続可能性目標を掲げています。私たちは、より持続可能な解決策を見出すことで、提供する製品の改善に絶えず取り組んでいます。エピロックのサーフェスドリルリグで HVO100 バイオディーゼル燃料を使用できるようになったことは、こうした目標を達成するための重要な一歩です」 と、エピロックサーフェス部門のグローバル製品ポートフォリオマネージャーである Martin Johansson さんは言います。
HVO100は、ディーゼルエンジンから排出される温室効果ガスを削減する 水素化植物油です。ディーゼル燃料の代替燃料として使用することも、ディーゼル燃料と混合することもできます。HVO100 を使用したディーゼルエンジンは、化石燃料ディーゼル燃料を使用したディーゼルエンジンと比較して、温室効果ガスや微粒子を含む有害排出ガスを最大 90% 削減します。
HVO 100 はディーゼル燃料と同様に取り扱われるべきであり、保守整備や装置においても同様に機能します。現在の流通インフラもディーゼル燃料と同様であるため、HVO100 バイオディーゼル燃料への移行は、他の技術的解決策と比較してスムーズに行うことができます。
お客様は弊社機械で HVO100 バイオディーゼル燃料の使用をすぐに開始することができます。技術データはモデルやエンジンによって異なります。エピロックでは、正確な効果を明らかにするため、すべてのマニュアルを適宜更新しています。
"エピロックと同様に、当社のお客様の多くは、事業における持続可能性の向上に取り組んでいます。このニュースを通じて、私たちは、お客様が推進する変革において、重要な一翼を担うソリューションを提供できることを、とても嬉しく思っています。"
* HVO100バイオディーゼル燃料は、以下の製品シリーズで使用可能です。SmartROC、FlexiROC、PowerROC、Christensen、Explorac および Boyles
現場で使用されているリグとの適合性については、最寄りのカスタマーセンター担当者にお問い合わせください。
詳細については、下記担当者にお問い合わせください。
エピロックは、持続可能な社会に不可欠な存在であり、鉱業およびインフラ業界におけるお客様のグローバルな生産パートナーです。エピロックは、画期的な技術により、革新的で安全かつ持続可能なドリルリグ、岩盤掘削や建設業界向けの製品とツールを開発・生産しています。また、世界クラスのサービスとアフターマーケットサポート、さらに自動化、デジタル化、電動化のためのソリューションも提供しています。エピロックは、スウェーデンのストックホルムに拠点を置き、2020年の売上は500億SEK、熱意のある17,000人を超える従業員を雇用し、150か国以上でお客様とサポート・協力関係を築いています。詳細は、www.epirocgroup.comをご参照ください。
エピロックの露天部門は、全世界で、地表掘り、探査、建設、採石、および水井戸やエネルギー用途で使用される幅広いロックドリル設備およびソリューションを、開発、製造、販売しています。また、探鉱用せん孔機、工具、および高度な鉱体データ分析もお客様に提供します。この部門は、スウェーデン、米国、カナダ、中国、インド、オーストラリア、南アフリカで生産を行っています。販売製品については、www.epiroc.comをご参照ください。
