今、実現できることは何か

「私たちは、機能性、自動化、安全性の向上を図り、先進技術を駆使したリバースサーキュレーション掘削製品の開発で業界をリードできるように、努力を続けています」と、David Benton さん（エピロックサーフェス部門のグローバル製品マネージャー）は言います。 

新しい Explorac RC30 Smart は、自動化に重点を置いたマシンであり、生産性と安全性の両面で機能が向上しています。Explorac RC30 Smart は、豊富な実績のある RCS プラットフォームを使用し、高度なロッドハンドリング機能を統合することで、信頼性の高い操作を保証するとともに、掘削プロセス全体にわたって比類のないオペレーター安全性を確保しています。

Explorac RC30 Smart は、コンパクトなパッケージで 30 トンのプルバックを提供でき、深度の浅いプロジェクトでは過不足がないようにし、深度の深い作業でも十分な容量を活用できます。自動化されたロッドハンドリングにより、一人のオペレーターがロッドの追加や取り外しを容易に行えるようになり、ドリルストリングのトリップ時に、掘削作業員が他の作業を行えるようになりました。可変グリップ力を備えたマストセントラライザーや、ネジ潤滑グリースを自動塗布する高度なブレークアウトシステムなど、多数のスマート機能により、掘削用消耗品の寿命を最適化し、危険区域への立ち入りを不要にすることで、オペレーターの安全性を大幅に向上させます。

 

初導入されたもう一つの点は、新しいソフトウェアベースの安全システムの活用です。このシステムは、自律運転中にオペレーターとマシンを保護します。

Explorac RC30 Smart は、作業性能と安全性を向上させるだけでなく、将来的なリグの特徴や機能の拡張にも対応できるように設計されています。これにより、マシンの技術レベルを長期的に発展させることができます。お客様は業界の変化に対応し、マシンの耐用年数を通じて、可能な限り高い投資収益率を実現することができます。 

「結局のところ、エピロックで行った投資は、Explorac RC30 Smart が現代の掘削業者のニーズを満たせるようにすると同時に、未来の請負業務に備えることも可能なプラットフォームを提供できるようにするためでした」と、David Benton さんは言います。

Explorac RC30 Smart へのご注文には、即時の対応が可能です（オーストラリア）。

エピロックは、持続可能な社会に不可欠な存在であり、鉱業およびインフラ業界におけるお客様のグローバルな生産パートナーです。エピロックは、画期的な技術により、革新的で安全かつ持続可能なドリルリグ、岩盤掘削や建設業界向けの製品とツールを開発・生産しています。また、世界クラスのサービスとアフターマーケットサポート、さらに自動化、デジタル化、電動化のためのソリューションも提供しています。エピロックは、スウェーデンのストックホルムに拠点を置き、2020年の売上は500億SEK、熱意のある17,000人を超える従業員を雇用し、150か国以上でお客様とサポート・協力関係を築いています。詳細は、www.epirocgroup.comをご参照ください。

 

エピロックの露天部門は、全世界で、地表掘り、探査、建設、採石、および水井戸やエネルギー用途で使用される幅広いロックドリル設備およびソリューションを、開発、製造、販売しています。また、探鉱用せん孔機、工具、および高度な鉱体データ分析もお客様に提供します。この部門は、スウェーデン、米国、カナダ、中国、インド、オーストラリア、南アフリカで生産を行っています。販売製品については、www.epiroc.comをご参照ください。