Dynamitage TCG が複数の SmartROC D65 サーフェスドリルリグを注文
2024年8月21日
近年、カナダのケベック州は、鉱業と建設業にとって特に重要な地域として浮上しており、この成長の可能性が、同地域での事業拡大を目指すサプライヤー間の競争に拍車をかけています。
2022年1月11日
間違いなく、遠隔制御リグの導入事例は増加しています。 地下ではかなり以前から利用されており、Aitik鉱山においてはすでに、地上用の大型機を運転席からではなく、事務所から操作しています。 しかし、やや小型のサーフェイスリグは、どのように遠隔操作したらよいのでしょうか。 Boliden Aitik鉱山で働くNorrbottens Bergteknik社のオペレーター、Pierre Medforsさんは知っています。
「BenchREMOTEとの連携は、特定の場面でのみ行っています。 平面で、発破に適している場合です」と 彼は説明します。
"室内では、オペレーターチェアに座り、いつも通り運転しますが、リグとの距離は約100m離れています。 とても居心地が良くて、暖かく、快適です。 簡易キッチンやトイレもあります。 "
最初は、カメラしかなく、掘削音や振動を感じられないため、遠隔操作は非日常的な感覚でした。
「センタリングが最も難しく感じました。 何しろ、カメラは1台しかないのですから。 改善を重ねていきましたが、経験豊富なオペレーターに遠隔操作をさせた方が賢明でしょう。 BenchREMOTE を操作する前に、運転席から適切に掘削する方法を学ぶ必要があります。」
5台のSmartROC D65は故障の少ない安定したマシンなので、BenchREMOTEを使用した作業が確実にしやすくなっています。 1年半前に納入され、8mのドリルロッドを使って掘削を行います。
「 D65 は信頼性が高く、機敏で、操作が簡単です。 バカでも使えると、私たちはよくジョークを言っています。 8メートルのロッドを使えば、接続の手間が省け、時間も短縮できます」とPierre Medforsさんは言います。
また、サービスパートナーとしてエピロックを信頼しています。
「メカニックは常に現場にいて、電話一本で駆けつけてくれます。 何かが起こったら、すぐに助けてくれます。」
また、遠隔制御により、複数のマシンを同時に操作することも可能です。 そのため、例えばある日突然誰かが病気になったとしても、生産ペースに影響が出ることはありません。 もちろん、2台のマシンを同時に運転する場合には、鉱山で対応すべきことはまだまだあります。
「リグとの自然な接点がない分、保守にはかなり気を遣わなければなりません。 2台のマシンを担当する場合、しばしば、ドリルビットを交換し、スクリューを回し、チェックすることが必要になります。 2人でいるときは交代制です」とPierreさんは言います。
長年、掘削熟練作業者として活躍してきたエピロックのセールスエンジニア、Stefan Löfdahlさんも、何度か遠隔操作に挑戦しています。 彼は、これが明かり掘りの未来であることを確信しています。 主に、オペレーターが運転席にいないことで、安全性が格段に高まるからです。
「これは、業界によって推進されていくでしょう。 岩壁の近くを走行できること、鉱山現場の危険に肉薄できること、それは大きな価値があるのです。」
また、オペレーターがより快適な環境で作業できることは、健康面でも重要です。
「働く間ずっと、騒音や振動のある環境に座り続けるのは、明らかにつらいことです。 離れた場所で操作することで、被害が抑制されます。」
Stefan Löfdahlさんは、離れた場所で作業できるようになることで、将来的に、掘削の専門職を目指す人が増えるだろうと予想しています。
「ジョイスティックを握りながら座り、コンピューターゲームのキャラクターやマシンを操作するような、今の若い人たちがやっていることと似ているのです。 将来はどうなるでしょうね?」
Janne LanttoさんとPierre Medforsさん(Norrbottens Bergteknik社)
Pierre MedforsさんはBenchREMOTEの操作が好きで、やめたいなんて思ったことはありません。 現在では、地上面の状態さえ良好であれば、運転席で作業するよりも難しいことはないそうです。
「誰もがラジコン遊びは大好きですよね。 まるで大きなラジコンですよ。 楽しいだけではなく、社交的にもなれます。 BenchREMOTEに座っていると、鉱山で人気者になれます。メカニックたちもよく来て、一緒にコーヒーを飲んだりしています。」