明かり掘りの難題に対応したアトラスコプコの新しいSmartROC D60
アトラスコプコが、ほとんどの明かり掘り作業と過酷な条件に対応するSmartROC D60サーフェスドリルリグを発売します。
砂利や石灰石採石、明かり掘り、建設掘削に対応できる堅牢性とスマート性を備えたこのドリルリグは、アトラスコプコによって開発されました。
SmartROC D60は、汎用性の高いダウンザホール(DTH)リグで、径110~178 mm(4 5/16~7インチ)をさく孔し、幅広い用途と過酷な掘削条件で使用できます。
アトラスコプコが、ほとんどの明かり掘り作業と過酷な条件に対応するSmartROC D60サーフェスドリルリグを発売します。
このリグが優れているのはパワーだけではありません。高度なオートメーションを可能にする豊富な機能を備えており、最適な効率と安定した生産性を実現できます。
例えばリグのホールナビゲーション(HNS)システムと自動ポジショニングシステムにより、各穴の位置を正確に決めてから、座を正確にとり、所定の深さと傾斜角で精密に掘削できます。このため破砕性に優れており、積載性と粉砕性が向上しています。
さらに頑丈な標準フィードは5 mチューブを装備し、ロッドハンドリングシリンダと回転式モータにはセンサを内蔵しているため、より安定したロッドハンドリングが可能で、誘導センサが不要です。しかも自動ロッドハンドリング機能を標準装備しているのでロッドを自動で補充し、目的の深さに到達すると自動的に抜き取ります。
もう1つの大きな特長が燃料消費の低さです。コンプレッサ負荷とエンジン回転数をインテリジェントに制御して、燃料をFlexiROC D60と比較して最大15%も節約できます。
"SmartROC D60では堅牢性とインテリジェンス性を追及することで最適な性能とコスト効率を実現しています。その結果、シフト当たりのせん孔数が増加し、常に高い生産性が得られます。"
SmartROC D60はトーホール、排水ホール、水平掘削にも使用できます。フィードは水平に配置できるので、フィードのメンテナンスもより簡単です。
"このリグは、高い生産性を少ないコストで発揮できる豊富なサーフェスドリルリグ製品の生産を推進する中で、最も新しく開発された製品です。今日の経済に対応するスマートなこれらのリグは、今後もスマート性をより進化させていくに違いありません。"
ベンチの安定性に不安がある現場では、SmartROC D60をアトラスコプコのBenchREMOTEオペレータステーションと合わせて使用することで、最長で100 m離れた場所からでも操作できます。
詳細については、以下の担当者にお問い合わせください。
サーフェスアンドエクスプロレーションドリリング部門は、アトラスコプコ土木鉱山機械事業エリアの一部門です。土木工事、地盤工学、採石場、サーフェスさく孔および地下鉱山の各種用途で削岩機および探査掘削機器を開発、製造し、世界各地で販売しています。革新的な製品設計とサービスサポートシステムを重視するアトラスコプコの重点的取り組みを通じて、お客様の付加価値を高めています。主な生産拠点はスウェーデン、イタリア、インド、日本および中国にあります。事業部本部は、スウェーデン、オレブロにあります。
アトラスコプコがSustainable Intelligent Mining SystemsのためにEUのイニシアチブを調整
2016年12月14日
2016
海外
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プレスリリース
アトラスコプコのさく岩機ABが、Sustainable Intelligent Mining Systems(SIMS)に関する欧州コンソーシアムのコーディネーターに任命されました。この掘削業界のイニシアチブは、EU最大の研究およびイノベーションプログラムであるHorizon 2020によって設立されました。持続可能な経済成長を促進するために設定されたHorizon 2020は、ヨーロッパのリーダーおよびEU議会の政治的支援を受けています。この素晴らしいイニシアチブの目的について詳しくは、
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