Insersa、ヨーロッパで初の Diamec Smart 6M リグを導入

マグダレナ鉱山は、イベリアのピライトベルト内にある、アーモンスターラ・リアル（Huelva 省）の自治区にあります。この小さな地区はイベリア半島の南西 250 キロ以上先にあり、世界で最も高濃度な硫化物鉱山の 1 つを有しています。  この鉱山の操業は 2014年に始まりました。坑内探鉱作業は 2 つのアクセス ランプを介して実施され、一次および二次チャンバーを通って作業します。

当社のクライアントである Insersa 社は、開業以来、エピロックの機器を使用してこの鉱山で探鉱作業を実施してきました。この会社との関係は、エピロックがアトラスコプコとして操業していた頃からに遡ります。Insersa 社は、イベリア半島の深鉱分野における最長の歴史を持つ優れた企業です。ポルトガル、フランス、チリ、パナマなどの国々に拠点があります。
 

Diamec Smart 6M リグをヨーロッパで最初に採用したのは、同社のリーダーシップポジションと革新的なビジョンのおかげであり、この CE 認定モデルを初めて受賞した会社であることに驚きはありません。チームとともに数か月稼働後、お客様はこのリグに非常に満足しており、初期投資が明らかに生産性の向上につながり、さらには Insersa 社の最優先事項であるより安全な運用を可能にしたと言えるでしょう。

このリグを選んだ重要なポイントの 1 つは、機動性と迅速なセットアップでした。スキッド搭載型の標準ダイアメックリグにはすでに先進の設計が採用されていますが、Diamec Smart 6M は、機動性を大幅に向上することで、さらに性能が強化されています。このリグには、効率に定評のある Boomer S2 キャリアが搭載されています。迅速かつ安全な位置決めにより、穴と穴までの間の無駄な時間が短縮されます。

Diamec Smart 6M リグは、迅速に作業を開始できるように機械を位置決めするプロセスがスキッド搭載リグよりもはるかに速いからです。これは、最も困難な角度決めオペレーションでさえも当てはまります。連結式シャーシにより、ドリルを困難な位置に配置することができ、ブームの操作性で正確に必要な場所を掘削できます。

Diamec Smart リグは、直感的にコントロールできるようレイアウトされており、オペレーターが容易に使用できます。軽量の制御パネルはキャビンの内側または外側に配置できるため、掘削作業者は作業に最適な場所を選ぶことができます。このキャビンは FOPS および ROPS 認定を取得しており、安全で快適な環境を提供します。これらは、この機器を決定する際に考慮された機能です。

 

Diamec Smart 6Mは先進的なリグ制御システムを備えているため、自動的に稼働できます。掘削パラメータは、コントロールパネルのタッチスクリーンから設定・監視できます。自動掘削などの自動化機能により、手動掘削に比べてビット寿命を大幅に改善できます。

 

「コア損失とドリル偏差のリスクを低減し、掘削エラーとオペレータの疲労を最小限に抑えるため、これらの特徴に細心の注意を払っています」 と Insera 社の採鉱および探鉱部門長 Francisco Javier Perez Lira は述べています。

マグダレナ鉱山の設備は 3月から始動し、Insersa とエピロックの両方の専門家と技術スタッフのチームによって、細部にまで注意を払い工程が完璧であることが確認されました。新しい機器を使用する際によくある課題を克服した結果、全体的な成果は非常に良好でした。この 6 ヶ月間、お客様は、この革新的なアプローチによって、探鉱作業の安全性、迅速性、コスト効率が向上したことを確認できました。

Insersa 社の採鉱・探鉱部門責任者Francisco Javier Pérez Lira 氏によると、

Diamec Smart 6M リグは、当社のより多くの仕事においてパートナーとなり、 地盤から最大限に活用できると確信しています !

 

エピロックに高い信頼を寄せてくださった Insersa 社に感謝いたします。