PowerROC D45 - 中国向けの新型オールラウンドドリルリグ

2015年2月11日

孔径90-130 mmでのオールラウンドな用途で中国の砂利や石灰石採石請負企業や砕石場所有者のニーズに応える、シンプルなダウンザホールドリルリグが、発売されました。
PowerROC D45と呼ばれる、ダイレクトコントロールシステムを備えたDTH(ダウンザホール)リグで、孔径は中国の掘削業者が一般的に使用する90~130 mmとなっています。

"孔径は最も一般的な115 mmで、今日のほとんどの砂利および石灰岩採石場での用途に対応しています。そのためこのリグは、そのサイズに最適で、使用とメンテナンスも非常に簡単です。"

Weiwen Xu ,南京のアトラスコプコサーフェスリグ製品マネジャー
アトラスコプコは、この新しいリグは、空圧式リグと比べて電気コンポーネントの数が少ないので信頼性が高く、人件費を追加することなく生産能力を向上させます。さらに、高いレベルの安全性と環境への配慮を実現できるため、近い将来普及するだろうと予測しています。このダイレクトコントロール設計では、メンテナンスが少なくて済む結果、可用性が高くなります。さらにこのリグは、自動ロッドハンドリングシステムを備えており、人間工学に基づいて設計されたキャビンと効果的な集塵システムのおかげで、一貫して信頼性の高い掘削と優れた作業環境を同時に提供します。PowerROC D45は、232 kWのエンジンと運転圧力が17 barの実績あるアトラスコプコの1段式コンプレッサを備えています。ウェイウェン・スー氏は、アトラスコプコの優れた油圧式明かり掘り製品の基盤である実証済みの技術により、PowerROC D45が信頼性の高い性能を発揮するだろうと結論付けています。
サーフェスアンドエクスプロレーションドリリング部門は、アトラスコプコ土木鉱山機械事業エリアの一部門です。土木工事、地盤工学、砕石場、サーフェスさく孔および地下鉱山の各種用途で削岩機および探査掘削機器を開発、製造し、世界各地で販売しています。革新的な製品設計とサービスサポートシステムを重視するアトラスコプコの重点的取り組みを通じて、お客様の付加価値を高めています。主な生産拠点はスウェーデン、イタリア、オーストリア、インド、中国およびクローラドリルを製造している日本にあります。事業部本部は、スウェーデン、オレブロにあります。

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