Powerbit Underground PUG

全く新しい洗浄穴の構成

洗浄効率を最大化するために、より多くの洗浄穴と、よりスマートな穴の構成を採用し、可能な限り迅速、確実に切削屑を除去するよう特別に配慮されています。
Powerbit Underground in studio with white background

Tophammerドリルビットの廃棄基準は、通常、最小許容直径に達したかどうかです。ビットの寿命に達するまでの間、掘削を続けることができるように、破砕された岩の切屑を効果的に排出する必要があります。このため、ビットヘッドの前面および側面の切削溝は、上記の切削屑を流すのに十分な大きさが必要になります。従って良いビットは、廃棄されるまでずっと効率的に穿孔を続けられるように、廃棄直径に到達してさえも十分に深い切削溝を有しています。加工コストがかかるため、従来のほとんどのビットにはこの機能がありませんでした。そのため、従来のビットはわずかに摩耗しただけでも、効率的なドリル加工能力をしばしば失っていました。

 

深い切削溝のもう一つの設計上の利点は、ビットのリグラインド中に、除去する必要のあるスチール量が最小になることです。

 

Powerbit Undergroundの洗浄穴の構成は、市場では全く新しいもので、エピロックが独自に開発したCFDモデルでの広範な流体シミュレーションと、それに基づく広範なラボおよびフィールドテストによって開発されました。3つの前面洗浄穴と3つの正しく配置された側面洗浄穴を備えた洗浄構成により、前面洗浄穴が塞がれるような条件下でも、ビットがせん孔し続けることができます。6つの穴すべてが流れていても、3つの側面洗浄穴だけが流れていても、洗浄パターンは最適化されます。

 

これにより、従来から設置されていた側面洗浄穴付近で、本体の摩耗を増加させる岩石切削屑を捕獲するだけでなく、前面洗浄穴を妨げてもいた側面洗浄穴の昔ながらの妥協的役割を効果的に抑制します。

 

一方、実際に重要なのは、ドリルビットの単位コストではなく、収益に影響を与える作業の総コストであるため、廃棄されるまで効率的に掘削できるドリルビットを提供できるよう、設計にはエピロックの最先端の機械加工能力が活用されています。

 

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Powerbit Underground bits in RnD office