さらに、ELF Drillingは、FlexiROC D65のオペレータートレーニング用に、エピロックDTH(Down-the-Hole)シミュレーターを運用している南部アフリカで唯一の採掘業者です。
現場の条件
クルマンの北西約60 kmに位置するKMR鉱山(Kudumane Manganese Resources)は、冬は乾燥して寒く、夏は暑くて雨が多く、季節を問わずピット内の環境は非常に埃が多いという厳しい環境です。
ここでは、FlexiROCとSmartROCを含む9台のエピロック製リグが稼働しています。
高さ10 mのベンチで、石灰・カルクリート、帯状鉄鉱石層、マンガン鉱石などに、165 mmの発破孔を穿孔します。 掘削パターンは4 × 3.5 mで、70度と90度の角度、深さ14 m、1 mのサブドリリングで穿孔を行います。
Black Mountain Miningにおいて約30km離れたVedanta鉱山では、環境や一般的なセットアップはKMRと同じですが、ELFの10台のFlexiROCとSmartROCリグが、石英岩と亜鉛鉱石に10 mの穿孔を行っているという点で異なります。
1時間あたりの穿孔速度は、ピット内で遭遇する鉱物の種類によって大きく異なります。 それにかかわらず、ELF Drilling社によれば、これらのリグはすべての鉱物タイプで優れた性能を発揮し、同社の日次および月次目標の達成を可能にしています。